e.max

IPS e.max Q&A

Q:支台歯のシェードには何が重要ですか。

A:使用するインゴットの透明度により、支台歯のシェードがオールセラミック修復物に影響を与えます。そのため、支台歯のシェードを知ることが重要です。IPSナチュラルダイマテリアルを使用し、各症例に適した歯冠色の作業用支台歯を製作します。

 

Q:シンベニアとは何ですか。

A:シンベニアとは、厚みが0.3~0.4mmの非常に薄いベニアを指します。接着性レジンセメントで接着し、前歯部に使用します。特に支台歯形成も必要としない場合もあり、審美修復にも用いられます。

Q:テーブルトップとは何ですか。

A:臼歯部の咬合面に使用する厚みが1mm以上のベニアを指します。咬合挙上などの部分的な修正に使用されます。支台歯形成えお最低限に抑えられる利点があり、接着には接着性レジンセメントを使用します。

QIPS e.maxプレスフレームは、完成後アルミナ(Al2O3)でブラスティングしても問題はありませんか(窩洞側) 

A : IPS e.maxプレスは、セメンテーションの前にサンドブラスティングすると、セラミックの表面を損傷しその特性に変化をきたしますのでできません。窩洞側面はエッチング処理を施します。

Q:IPS e.maxプレス修復物のセメンティングはどのようにして行いますか。

A:IPS e.maxプレス修復物のセメンティングは、レジンセメント、セルフアドヒーシブ、従来型セメントのいずれの方法でも行えます。セルフアドヒーシブ、従来型セメントをご使用になる場合、保持力のある形成量を守ってください。形成できない場合はバリオリンクⅡ、バリオリンク ベニアやマルチリンク オートミックス等のレジンセメントで接着してください。

 リン酸塩系セメントはオールセラミックの光透過性に悪影響を与え修復物の審美性を損ないますので使用しないでください。

*IPS e.max プレス取り扱い説明書より引用