審美と咬合の調和
通常の仕事の取り組み方は、歯科医師より送られて来た参考模型を咬合器に装着し患者さまの顔貌を含めた画像を見ることから始まります。そして歯科医師からこれまでの治療の過程とこれからの治療の最終到達点、そしてこれまでの治療の過程の中で起こった患者さまからの要望を聞き、三者が会う日時が決まります。
三者で話し合いをする時点で歯科医師からは改めて補綴の概要を含めた話を、私から各補綴物の詳細と使用材の違いを患者さまに話します。技工士の立場から可能な事と不可能な事を伝え最終的なイメージをできるだけ分かりやすいように説明します。
そして次回までに患者さまの要望と補綴の概要を診断用ワックスアップとして用意します。